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2009.5.1に「がくこども診療所」を開設しました細井 岳(ほそい がく)といいます。
子育てとは、いつの世でも簡単なものではありませんが、特に、現在の日本は、核家族化、女性の社会進出、情報の氾濫、福祉行政の不備など、いろいろな要因から子育が難しい時代にあるようです。そんな中、地域に根ざした小児科専門医院は子供を安心して育てるためのsafty netの一翼を担う存在であり、当診療所もそのような存在を目指そうと考えております。
【PolePole(ポレポレ)精神】
皆様、毎日を忙しく過ごされておられると思います。仕事と子育てを両立されている方も多いと思います。そんな中、あえて"PolePole"の気持ちを持つことをご提案いたします。ポレポレとはスワヒリ語で「あわてず、ゆっくり」という意味で、以前、我々家族が3年間過ごした東アフリカの人々の生き方、文化に根ざした言葉です。英語で言えば「"Take
it easy"気楽に行こうよ」というような気持ちです。実際に彼らと仕事をしてみると、実にPolePoleで、もう少し急ごうよ、とヤキモキしたのも事実ですが、天候など人知の及ばないことに生活基盤が左右されるような状況下では、「そんなに急いでもどうにもならんよ」という悟りの言葉だと私は感じております。
PolePoleは現代の日本人の生き方とは相反するものかもしれません。でも子育ての基本はポレポレです。時にじっくり、子供たちのことを眺め、愛で、その成長を待つ、そして子育てを楽しむ気持ちが大切です。子供たちは、過ぎてみると、あっという間に成長して行ってしまいます。「いつまでも赤ちゃんでいて欲しかったのに」、「あの時もっと抱きしめておけば良かった」、なんて思っても、気付かぬ間に成長して行きます。どうか、お子さんを抱きしめ、子育てを存分に楽しんで下さい。当診療所では、そんな子育てのサポートができればと考えております。
予防接種、乳児健診など、元気なお子さんの成長の手助けも大切な役割と考えております。もちろん、病気になった時には、早期の、適切な対応を心がけています。小児科の勤務医として臨床現場に携わってきた経験、また、途上国での小児医療の経験を活かし、地域に根ざした子供たちの医療活動、保健活動に参画できると自負しております。お子様の健康で心配なことがありましたら、お気軽に受診していただければと、思います。
新たに診療所開設と言いましても、北千里駅の医療ビル内「はらだ小児科」のあとを引き継ぎますので、全く新しく開設するのとは少し違います。「はらだ小児科」でのカルテもそのまま引き継ぎますので、これまで同様、お子様の健康に関して、ご相談があれば、お気軽にお越し下さい。 |
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院長 細井 岳(ほそい がく) |
1981年(昭和56年) 3月 |
東京都立富士高等学校卒業 |
1989年(平成 元年) 3月 |
大阪大学医学部卒業 |
1989年(平成 元年) 5月 |
大阪大学医学部附属病院小児科研修医 |
1990年(平成 2 年) 7月 |
関西労災病院小児科勤務 |
1991年(平成 3 年) 4月 |
大阪大学大学院医学研究科小児科学入学 |
1995年(平成 7 年) 3月 |
同上 卒業 |
1995年(平成 7 年) 4月 |
大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科勤務 |
2002年(平成14年) 5月 |
タンザニア、ムヒンビリ病院小児科にて 小児医療改善プロジェクトに従事(JICA専門家) |
2005年(平成17年) 7月 |
帰 国 |
2005年(平成17年) 9月 |
東京女子医大母子総合医療センター新生児科勤務 |
2006年(平成18年) 4月 |
大阪府立急性期総合医療センター小児科副部長 |
2008年(平成20年) 12月 |
同 上 退職 |
2009年(平成21年) 1月〜4月 |
はらだ小児科 勤務 |
2009年(平成21年) 5月 |
ほそいがく こども診療所 開設 |
現 在 |
日本小児科学会認定 小児科専門医
日本血液学会認定 血液専門医
日本小児がん学会 会員
日本小児血液学会 会員
日本小児アレルギー学会 会員
日本未熟児新生児学会 会員
日本国際保健医療学会 会員 |
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●アレルギー疾患 ●小児喘息 ●小児感染症 ●新生児疾患 ●血液疾患 ●小児悪性腫瘍 ●自己免疫疾患 |
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